社会への取り組み

私たちは、地域社会の一員としての責任を自覚し、長崎・崎戸の地とともに歩むささやかな活動と、多様な個性を尊重する職場づくりを大切にしています。

地域を支える、もう一つの「水源」として。

ダイヤソルトの地域活動の歴史は長崎県崎戸町の地域住民の方々の暮らしを支えることから始まりました。
1955年(昭和30年)、三菱鉱業株式会社(現・三菱マテリアル株式会社)によって設立された当時、私たちの製塩事業には大きな使命が託されていました。それは、製塩工程で生まれる「蒸留水」を、深刻な水不足に悩む島の人々へ届けることでした。
水不足に悩む離島の暮らしを、技術で変える。
かつての崎戸町は、離島ゆえに生活用水の確保が極めて困難な状況にありました。当社の設立前は、対岸から「水船」によって毎日1,500〜2,000トンもの水を運び、町民に供給していましたが、飲料水すら事欠く日々が続いていました。

そこで私たちは操業開始とともに、製塩工程で発生する1日あたり2,300トンもの蒸留水を、水道用水として町へ供給。
これは当時の町民1万人以上の生活を潤すのに十分な量でした。

塩づくりは、環境づくり。
以来、今日に至るまで、私たちは年間を通じて蒸留水の供給を継続しています。かつての「水への不安」を完全に解消し、地域の方々が安心して暮らせる環境を守り続けること。創業以来の信念は、いまも私たちの事業のDNAとして深く根付いています。

「海の日」海岸清掃:地域とともに歩む、ささやかな恩返し

7月の「海の日」は、海の恩恵に感謝を捧げる大切な日です。五島灘の豊かな恵みによって支えられている当社では、この日に合わせ、工場の所在地である崎戸町の海岸清掃を継続しています。

身近な場所から、少しずつ

特別なイベントとしてではなく、地域の環境を整える「日々の活動の延長」として、社員有志の手で海岸のゴミ拾いを行っています。自分たちの仕事場である海を、自分たちの手で清らかに保つ。そんなシンプルな想いを大切にしています。

地域への感謝を込めて

創業以来、温かく見守ってくださっている崎戸町へのささやかな恩返しの場でもあります。地域の方々と同じ目線で環境に向き合い、美しい景観を次世代へ引き継いでいくことを目指しています。

変わらぬ想いを、これからも

毎年コツコツと続けていくことに意味があると考えています。海に生かされている企業として、これからも自然への敬意を忘れず、地域に根ざした活動を大切に守り続けてまいります。

ダイバーシティ推進

女性活躍の推進

女性社員が能力を十分に発揮できる職場環境づくりに関する取組みを推進して参ります。
女性管理職比率:8.7%(2026年5月現在)

障がい者活躍

障がいの有無にかかわらず、個人の能力と意欲を重視して採用活動を行っています。今後も障がいのある社員が活躍できる職場づくりを目指して参ります。

ワークライフバランス

多様な状況下で働いている当社の社員のために、個人の状況を尊重し、各人が最大限に能力を発揮できるよう、多様で柔軟な働き方をサポートしています。

多様な働き方を支援する制度

働く時間や勤務地の制約を最小限にして、各人のパフォーマンスを最大限にする働き方を支援するために、当社では、業務の種類に応じて、フレックス勤務制度やテレワーク制度を導入しています。

男性の育児参画の推進

また、当社では管理職の男性社員も育休取得をしており、年々、男性社員が育休取得するケースが増えています。今後も男性社員が育児参画できるよう、更なる支援策を検討して参ります。
男性社員の育児休業日数(平均):2020年度実績 0日 ⇒ 2025年度実績 14.3日

サークル活動

仕事以外で、同じ趣味を持つ社員同士の交流を深めることを目的とし、サークル活動を支援しています。特に、ソフトボールチームは強豪チームとしても有名で、2022年には「第19回全日本一般男子ソフトボール大会」に長崎県代表として出場しました。

ソフトボールチームの集合写真

環境への取り組み

環境マネジメントシステム

登録番号:JQA-EM1633

当社崎戸工場は、環境マネジメントシステムの国際規格「ISO 14001」の認証を取得しております。省資源・省エネルギーの推進、廃棄物削減、環境リスクの低減など、事業活動における環境配慮を徹底し、継続的な改善を行っています。今後も環境保全活動を通じ、社会に貢献してまいります。

製造工程で排出されるCO2低減に向けた取組み

新規事業開発を通して低減

石炭燃料を使い海水を結晶化させる当社従来の製塩方法と比べ、新商品として開発しました洗滌塩『陽だまりのダイヤ』の製法は、天日塩を当社独自の洗浄技術を使って純水のみで洗って仕上げます。天日塩を洗浄する工程から包装工程に至るまでに排出されるCO2は、従来の製法と比べ約96%も削減することが可能となりました(当社比)。
環境負荷低減を実現できるこのサステナブルな製法は、2026年1月5日に特許を取得致しました(特許第7799119号)。

2050ゼロエミッションに向けた取組み

国内塩の業界全体において、2050年までに”排出量実質ゼロ”を目指している中で、当社においても、既存の製法の主燃料である石炭を、現行の品種から高カロリーの品種に切り替えることでCO2排出量を低減する取組みを検討しております。段階的に、2030年に向けてはバイオマス燃料を導入する検討も進めております。

廃棄物実績と適切な維持管理について

当社は、生産工程における環境負荷の低減を重要課題と位置づけ、廃棄物の適正処理と透明性の高い情報公開に努めています。

■ 産業廃棄物の適正処分と自主管理の徹底
当社の流動床ボイラ運用に伴い発生する石炭灰については、外部に委託して処理を委ねるのではなく、全量を自社が責任を持って管理する「産業廃棄物最終処分場(管理型)」にて処分しています。
自社保有の処分場においては、維持・管理を徹底することで、周辺環境への影響を最小限に抑え、長期にわたる安全性を確保しています。

■ 維持管理情報の公開
廃棄物処理法に基づき、処理実績および維持管理に関する情報を下記のとおり公開しています。私たちは「あって当たり前」のインフラを支える企業として、適正なプロセスを継続し、地域社会との信頼関係を築いてまいります。

2026年度 設備・水質点検記録(月次)
2025年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2024年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2023年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2022年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2021年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2020年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2019年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2018年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2017年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2016年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2015年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)
2014年度 設備・水質点検記録(月次) 設備・水質点検記録(年次)